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MICE イベント開催地としてのインドネシア

約2億3000万人の人々が暮らすインドネシアは、1万7000以上の島から成り、世界最大の群島として知られています。素晴らしい風景を形成する自然(大火山、未開のジャングル、壮麗な海)が国内のそこかしこに残っている一方で、政治や商業活動の中心地である首都ジャカルタではさまざまな人種・文化・伝統が交わり、賑わいを見せています。ビジネスでいらっしゃった方には、インドネシアの大自然を満喫するとともに、ショッピング、博物館・遺跡巡りなどを通して豊かな文化を楽しんでいただけることでしょう。

また、インドネシアは、バリ島をはじめとするMICEに適した場所が世界的にも有名で、MICE開催地としての人気が年々高まっています。現地スタッフから行き届いたもてなしを受けられること、そして、国際水準の宿泊施設、ビジネス及びレジャー施設が充実していること、が人気の理由のようです。 その他、インドネシアで2番目に大きな都市であるスラバヤは、インドネシアの歴史において重要な役割を果たしており、MICEの候補地としても新たに脚光を浴びています。さらに、ジョグジャカルタもMICEに適した地として人気が高まってきているようです。 古い文化と現代文明がうまく融合しているこれらの都市は、MICEを開催するにあたって、まさにうってつけの場所といえるでしょう。


歴史

モンゴル族より中国とトンキン(インドシナ)からグレゴリオ暦(新暦)の伝来の前、紀元前3000~5000年にインドネシア諸島へ民族の大移動がありました。この時期に新しい石器文化、青銅器文化、鉄器文化やオーストロネシア語族に属する言葉が伝わりました。また、中国とインドの商人たちが訪れるより地域にヒンズー教や仏教をもたらしました。

ヒンズー教や仏教の寺院は文化遺産となっているものもあり、両宗教を信奉する王国が出現した時期に造られたと考えられています。例えば、中央ジャワにあるボロブドゥル寺院はその時期に出現した仏教とスリウィジャヤ王国の偉業の証明とされています。また、プランバナン寺院、プナタラン寺院やディエン高原などはヒンズー教がインドネシアの歴史に繁栄した証拠といえます。その後、この地域を訪れた商人たちからは、イスラム教ももたらされました。

1509年、ポルトガル人が渡来し、その後、17世紀のはじめにオランダ人がやってきて、東インド会社(V.O.C.)経由でインドネシアを支配していました。19世紀初めから第2次世界大戦の頃までインドネシアはオランダ政府に支配されます。

1942年日本軍がインドネシアを占領し、インドネシアを植民地とした唯一のアジアの国となります。1945年、日本軍が降伏するまで日本に支配されることになります。その後、第2次世界大戦が終結した2日後の1945年8月17日に独立宣言をしました。

位置
インドネシアは、インド洋と太平洋の間及びアジアとオーストラリア大陸の間に位置し、赤道をまたがる大小合わせて約1万3000の島々より構成される島嶼国家です。

面積
インドネシアの国土は北緯6°08'から南緯11°15'、東経94°45'から東経141°05'に位置します。
インドネシアの総面積は1,919,440k㎡で、陸の面積/水の面積はそれぞれ以下の通りです。
土地面積:1,826,440k㎡
水域面積:93,000k㎡

主要な島は5つあり、それぞれ以下のような特徴を有しています。
1. スマトラ島(47万3606 k㎡)
2. ジャワ島(13万2107 k㎡) ※最も肥沃な島で人口が稠密
3. カリマンタン(59万9460 k㎡) ※ボルネオ島の3分の2を占める
4. スラウェシ島(18万9216 k㎡)
5. イリアンジャヤ(42万1981 k㎡) ※グリーンランドに次ぎ2番目に広い島:ニューギニア島の一部。

気候
インドネシアは熱帯性気候のため一年中に高温多湿です。乾季と雨季のふたつの季節があり、平均年間降雨量は1800mm。沿岸温度は摂氏28℃、高原地域では温度が大幅に下がります。

乾期は東風が吹く6月から9月の間で雨季は西風が吹く12月から3月です。季節の変わりに激しい雨が降り、通常、最も激しい雨は12月と1月の間となります。全般的な湿度は75%と100%。

情報源: インドネシア観光局- Visit Indonesia 2009 & Ministry of Culture & Tourism, Republic of Indonesia.

 

人口
インドネシアの人口は約2億3000万人で世界で4番目に人口の多い国。最新の人口調査により、約77%の総人口はイスラム教徒で文字通りインドネシアは世界一のイスラム社会となります。国民は様々な民族から構成されています。

宗教
人口の大多数(約77%)はイスラムを信奉します。事実上、インドネシアは世界最大のイスラーム教徒(ムスリム)人口を抱える国となっています。『パンチャシラ』では唯一神への信仰を第一原則としているインドネシアは憲法で信教の自由を保障しています。。
他の主な宗教はキリスト教、ヒンズー教と仏教となります。

言語
インドネシアでは、民族ごとに文法規則が異なる約583の方言が使われています。

インドネシアの国語はインドネシア語(マレー語に類似)で、書き言葉はローマ字が使われています。観光名所で一番良く使われる外国語は英語。また、大都市ではオランダ語が現在でも使われ、ホテルやレストランではフランス語の人気が高いのが特徴です。

政府
インドネシアは、民主主義国家として立法・行政・司法の三権(Trias Politica)分立の形をとっています。司法権は国民協議会(インドネシア語: Majelis Permusyawaratan Rakyat (MPR), 英語: People's Consultative Assembly)と地方代表議会(インドネシア語: Dewan Perwakilan Daerah (DPD), 英語: Regional Representatives Council)にあり、両組織は各州(Provinsi)の代表議員から構成されています。各州の4名の代表議員は各州の人々によって直接選出されます。

国家の最高決定機関は国民協議会(MPR)です。1945年の憲法改正後、国民協議会(任期:1999-2004)のメンバーは国民議会(DPR)のみではなく、地方代表議会(DPD)も含まれるようになりました。かつては国民協議会(MPR)は国会議員とグループ代表で構成されていましたが、現在、国民協議会(MPR)は550名の国会議員と128名の地方代表議会(DPD)から構成されています。国会議員と地方代表議会(DPD)の任期は5年となります。2004年以来、国民協議会(MPR)はDPRとDPDの両院制の形をとっています。

行政機関は大統領、副大統領や内閣大臣によって構成されます。内閣は大統領制であり、閣僚は直接大統領に報告し、特定の政党の代表ではありません。

1945年の憲法改正以来、司法機関の行政権は最高裁判所にあります。2011年2月現在、大統領はスシロ・バンバン ・ユドヨノ、副大統領はユスフ・カラ H.M.となります。

情報源: インドネシア観光局- Visit Indonesia 2009 & Ministry of Culture & Tourism, Republic of Indonesia.
インドネシア:基礎的経済指標

最終更新日: 2010年12月06日

項目 2009年
実質GDP成長率 4.5%
(備考) 基準年=2000年
名目GDP総額ー現地通貨 5,613兆4,417億ルピア
名目GDP総額ードル 5,402億7,870万ドル
一人あたりのGDP(名目)ードル 2,329ドル
消費者物価上昇率 2.78%
(備考) 2007=100
外貨準備高 635億6,330万ドル
対外債務残高ードル 1,728億7,100万ドル
為替レート(期中平均値、対ドルレート) 10,389.90ルピア
為替レート(期末値、対ドルレート) 9,400.00ルピア
輸出額ードル 1,164億9,040万ドル
対日輸出額ードル 185億7,470万ドル
輸入額ードル 968億5,590万ドル
対日輸入額ードル 98億4,370万ドル
直接投資受入額ードル 108億1,500万ドル
(備考) 実行ベース

10年分長期統計及び国内総支出内訳、GDP産業別構成

[出所]
実質GDP成長率、名目GDP総額、消費者物価上昇率、輸出入額、GDP産業別構成、
:中央統計局(BPS) ウェブサイト
経常収支、貿易収支、対外債務残高
:インドネシア中央銀行(BI) "Indonesian Financial Statistics",
対日輸出入額:World Trade Atlas
1人あたりのGDP:IMF "World Economic Outlook Database"
外貨準備高、為替レート:IMF "IFS"CD-ROM
通貨供給量伸び率:IMF "International Financial Statistics Yearbook"
直接投資受入額:投資調整庁(BKPM)ウェブサイト

[注]
直接投資受入額(ドル)は2008年から実行ベース

出典:http://www.jetro.go.jp/indexj.html

観光概略

インドネシアのアクセス:
インドネシアは世界の観光客にとって東南アジアの最も人気の観光地の一つ。

世界の重要都市と連結している航空便はインドネシアへ行く最も迅速かつ快適な方法です。国内の各重要都市には空港があり、都市間のつながりを強化しています。また、インドネシアの国際空港は世界の重要都市と連結し、主な国際空港としてデンパサール国際空港(DPS)とスカルノハッタ国際空港(CGK)が挙げられます。

インドネシアはパプアニューギニア、東ティモール、マレーシアに隣接しています。観光客は西カリマンタンとサラワクの間のマレーシア(Tebedu)とインドネシア(Entikong)の国境を横断できます。

その他、ボートやフェリーでシンガポール又はマレーシアからインドネシアへ行くことができます。基本的にはスマトラの港はマレーシア半島とシンガポールの間にフェリー便で連結しています。

通貨:
インドネシアの通貨の単位は「インドネシア・ルピア(Indonesian Rupiah)」、IDRと表示されています。 1USドル -約9,037 IDR(2011年2月1日現在)

電気:
基本的に電圧は約220V(大都市では250V)が110Vの地域もあります。プラグは丸ピン2本足のタイプを使用できます。

時間帯:
UTC + 7 (ワシントンより12時間前、DC は標準時刻により)
注: インドネシアは3つの時間帯に分かれています。

国際電話番号:
62

税関・出入国管理:
アルコールは一人当たり2Lまで、紙巻きタバコ200本、葉巻50本、刻みタバコ100gまで、個人用の香水が免税。車、撮影機材や他の電子機材など持ち込みは許可の申請が必要。フィルム、ビデオはインドネシア映画検閲委員会の検閲を受けることが必要。果物、植物と動物の持ち込みは防疫許可(quarantine permit)が必要。また、麻薬と武器などは持ち込み禁止です。

詳細情報はNational Portal Republic of Indonesiaのウェブサイトをご参照下さい。www.indonesia.go.id

http://www.indonesia.hu/Tourism/Travel-Tourism.htm

情報源: Indonesia Tourism Board - Visit Indonesia 2009 & Ministry of Culture & Tourism, Republic of Indonesia.

ビザ:
インドネシア入国時、パスポート残存期間6ヶ月間以上が必要。次の国々は入国ビザは要りません。アルゼンチン、オーストラリ、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルネイ、カナダ、チリ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ギリシャ、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、クウェート、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、マレーシア、マルタ、モロッコ、メキシコ、ネーデルラント、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スウィツァーランド、サウジアラビア、台湾、タイ、トルコ、イングランド、アメリカとベネズエラ。

インドネシアで開催する会議の参加者にフリー入国ビザを提供。ビザは各インドネシア大使館にて取得できます。最大滞在は2ヶ月。
到着ビザ(VOA) については次のウェブサイトをご参照下さい: http://www.kbrisingapura.com/immigration_for_voa.php?lang=eng