イベント・コンベンションの開催地としての台湾
ハイテク産業、知識産業、国際的なサービス産業の発展に伴い、台湾はアジア太平洋地域において会議や展示会の主要な開催地になりました。
台湾の首都・台北は、安くておいしい屋台、活気あふれるナイトライフ、美しい観光地、格調高い伝統工芸品、そして心温まるおもてなしなど、アジアの都市ならではの魅力が盛りだくさん。交通機関や宿泊施設が十分に整っているため、ビジネス旅行者にとって大変便利な都市です。またオフビジネスでも、中華至高の工芸品を世界最大規模で集めた故宮博物館、山海の絶景、疲れた身体を癒す温泉など、数多くの魅力が溢れています。
ビジネス旅行者の増え続けるニーズに応えようと、台北市は民間企業と協力し、施設のアップグレード、国際化、インフラの整備など、魅力的な国際会議・展示場作りに取り組んでいます。その一例として、最近台北南港展覧館など、いくつかのコンベンション・センターが新しくオープンしました。活気あるイベント・コンベンションの開催地として、皆さまをお迎えする準備を整えています。
ようこそ、台湾へ!
台湾は別名「フォルモサ」(ポルトガル語で「麗しの島」という意味)と呼ばれているように、大変豊かな自然と文化に恵まれています。環太平洋火山帯の西端に位置し、地層プレートの絶え間ない移動により、高山、丘陵、平原、盆地、離島、峡谷、海岸など複雑で美しい景色が作り上げられました。
1600年代に漢民族が島に移住してきましたが、その約8000年前から原住民族が居住していたと言われています。
欧州の植民統治時代
17世紀になって、ヨーロッパ人による調査が進み大航海時代が訪れると、開拓も進んでいない孤島であった台湾は、その地理的条件から貿易の重要拠点として世界中の注目を集めることになります。
台湾は、東アジアにある中くらいの大きさの島国で、四方は東シナ海、フィリピン海、南シナ海、台湾海峡に囲まれています。島は、フィリピンの北355キロ、沖縄の南西595キロに位置しています。
国土
面積3万5980平方キロメートル。内訳は、陸地面積3万2260平方キロメートルと領海面積3720平方キロメートル。台湾は、国土の最も狭いところで東西の距離が160キロ、南北間の距離が140キロの島です。
気候
台湾は中央部に山岳地帯を擁しているため、北部から南部へ移動すると、気候が地形と同じくらい大きく変化します。南へ行くにしたがって亜熱帯性気候から熱帯性気候へと変化しますが、中央部の山岳地帯では気温が大きく下がる傾向があり、ときに積雪を伴うこともあります。台湾の季節は大きく分けて2つの季節に分けられ、5月から10月が暑く、11月から3月が涼しくて比較的過ごしやすい気候となります。湿度は1年を通じて高くなっています
国民
すべてが台湾人で、内訳は客家(ハッカ)語族(84%)、大陸中国人(14%)、原住民(2%)。
人口は2300万人で、その大多数は、中国本土のさまざまな地方から移住してきた人の子孫です。とりわけ多いのは、福建省および広東省の南東部沿岸地域の出身者です。
また台北には、台湾の経済および政治の中心地として、290万人の人々が暮らしています。
宗教
宗教は、特に仏教・道教・儒教の三大宗教が漢民族の間で盛んであり、人々は今日でも宗教と深くむすびついています。ただしこれらの区分は大変あいまいで、相互に強く影響を受け合っていることから、各地にある廟では各宗教の神々が合祀されていることが珍しくありません。
また、儒教の創始者である孔子も「学問の神」として崇められており、台湾各地に孔子を祭る孔子廟が設置されています。
なお、少数ながらキリスト教・モルモン教・統一教会・イスラム教・ヒンズー教などさまざまな信者も存在している他、原住民の間では今なお伝統的なアニミズム信仰が行なわれています。
言語
台湾の公用語は北京語ですが、福建省の出身者が多いため、南語の福建語も広く使用されています。
また少数ですが客家語を話す人々もいて、原住民の言葉も同じく大切に残されています。
1945年に中国に返還されるまで、半世紀ほど日本の統治下にあったため日本語の教育を受けた人も多く、年配の人々のなかには日本語が話せる人も多く見受けられます。
台湾で最も人気のある外国語は英語で、現在は学校の通常のカリキュラムの中に組み込まれています。
政府
台湾の国家元首は総統で、副総統候補とのコンビで国民選挙によって選ばれ、任期は4年となっています。総統は、監察院、考試院、行政院、司法院、立法院という5つの院について権限を有します。
現在の国家元首は、国民党+親民党陣営(中国派藍グループ)の馬英九で2008年の選挙で選出されました。
最終更新日: 2010年11月8日
| 項目 | 2009年 |
| 実質GDP成長率 | -1.91% |
| 名目GDP総額ー現地通貨 | 12兆5,126億7,800万台湾元 |
| 名目GDP総額ードル | 3,785億2,971万ドル |
| 一人あたりのGDP(名目)ードル | 16,392ドル |
| 消費者物価上昇率 | -0.9% |
| 失業率 | 5.9% |
| 農林水産業生産指数伸び率(前年比) | -3.12% |
| 鉱工業生産指数伸び率(前年比) | -4.73% |
| 製造業生産指数伸び率(前年比) | -4.76% |
| 経常収支(国際収支ベース)ードル | 420億5,600万ドル |
| 貿易収支(国際収支ベース)ードル | 305億5,300万ドル |
| 外貨準備高 | 3,481億9,800万ドル |
| (備考) | (金は除く) |
| 対外債務残高ードル | 59億2,100万ドル |
| (備考) | 公共部門による1年以上の債務 |
| 為替レート(期中平均値、対ドルレート) | 33.056台湾元 |
| 為替レート(期末値、対ドルレート) | 32.030台湾元 |
| 通貨供給量伸び率 | 7.2% |
| (備考) | M2 |
| 輸出額ー現地通貨 | 6兆7,088億8,400万台湾元 |
| 輸出額ードル | 2,036億7,465万ドル |
| 対日輸出額ー現地通貨 | 4,778億2,800万台湾元 |
| 対日輸出額ードル | 145億226万ドル |
| 輸入額ー現地通貨 | 5兆7,571億7,800万台湾元 |
| 輸入額ードル | 1,743億7,053万ドル |
| 対日輸入額ー現地通貨 | 1兆1,961億9,300万台湾元 |
| 対日輸入額ードル | 362億2,002万ドル |
| 直接投資受入額ードル | 28億300万ドル |
10年分長期統計及び国内総支出内訳、GDP産業別構成
[出所]
実質GDP成長率、名目GDP総額、消費者物価上昇率、農林水産業生産指数伸び率、
鉱工業生産指数伸び率、製造業生産指数伸び率、失業率、
通貨供給量伸び率、GDP産業別構成、国内総支出内訳
:行政院主計処( http://www.dgbas.gov.tw/ )
1人あたりのGDP:IMF "World Economic Outlook Database"
輸出入額、対日輸出入額:
財政部統計処 "進出口貿易統計月報"及びウェブサイト( http://www.mof.gov.tw/ )
以下、すべて中央銀行( http://www.cbc.gov.tw/ )
経常収支、貿易収支:"國際收支細表(年資料)"
外貨準備高、為替レート:"Financial Statistics"
対外債務残高:"外債及債負比率(年資料)"
直接投資受入額:"國際收支簡表(年資料)"
出典:http://www.jetro.go.jp/indexj.html
台湾の国際空港には、世界56の主要都市から34の航空会社の定期便が就航しています。国内線は、4つの航空会社が島内の主要都市および離島への便を運航しています。台湾桃園国際空港(TPE)は、台北市の南約40キロに位置し、空港から市内までの所要時間は約30分です。
自動車/長距離バスで:
空港から主要都市まではリムジンバスが運行しています。また、島内の各都市間も、路線バスで島の端から端まで移動することが可能です。観光バス会社はバスのチャーターにも対応しています。
鉄道で:
台湾高速鉄道(THSR)は台北市と高雄市を結び全長345キロメートル。途中10の県を通過して台湾の4大都市を結び、8つの駅がある(台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台南、左営)。今後、南港、苗栗、彰化、雲林という4つの駅が追加される予定となっています。
この高速鉄道により、鉄道で島内を一周することができるようになりました。鉄道は島内の交通機関として人気が高く、念のためチケットは3日前くらいに購入しておいたほうがいいかもしれません。また、台北市と高雄市には地下鉄(MRT)が走っています。台北市のMRTは8路線、高雄市のMRTは2路線です。高雄市のMRTはTHSRおよび台湾鉄路の各路線とつながっており、高雄国際空港にも直結しています。
船で:
国際航路の船は、基隆、高雄、花蓮の各港に入港します。また、金門や馬祖などの離島へは、飛行機のほかに船の便も出ています。
通貨/為替レート
台湾の通貨の単位は「台湾元」で、「NTドル(ニュータイワンドル)」(新台湾ドル)と言います。
為替レート:
1円 -約0.38 台湾ドル(2010年9月)
1USドル -約31.29 台湾ドル(2010年9月)
電気
AC 110V 60Hz。ヨーロッパ製、オーストラリア製、および東南アジア製の電気器具はアダプターか変圧器が必要になります。エアコン用に特別に220V用のソケットを取り付けている建物も多く見られます。
時差
グリニッジ標準時+8時間
国番号: 886
ビザ
残存有効期間6カ月以上のパスポートあるいはそれに代わる渡航書類があれば、観光、商用、家族の訪問、研究または研修、医療など合法的な目的で台湾を訪れる外国人旅行者には、ビザが発行されます。
ビザの申請には、記入済みの申請用紙1通、出入国の航空券(乗船券)、写真1枚、渡航目的が確認できる書類、その他関連書類などが必要になります。
ビザの申請用紙は、外交部領事事務局のウェブサイトからダウンロードできます。必要事項をすべて記入したら、台湾の台北駐日経済文化代表処に提出します。
30日以内の滞在であればビザなしでの入国が認められている国が31カ国あり、30日以内の滞在であれば台湾到着後に空港などでビザの取得が認められている国が3カ国あります。詳しくは、外交部領事事務局のウェブサイトを参照してください。ビザの申請について何かご質問があれば、次のメールアドレスまで。
e-mail:post@boca.gov.tw
関税と出入国
金:
旅行者が台湾に持ち込める金の量には制限がありません。しかし、税関への申告は必要です。台湾に持ち込む金の量が1万米ドル相当を超えるときは、経済部の国際貿易局に輸入許可の申請をし、税関に輸入通関を申し込まなければなりません。
外国通貨:
旅行者が台湾に持ち込める外国通貨の額に上限はありません。しかし、税関への申告は必要です。申告漏れが発見された場合は、1万米ドルを超える外貨は没収されます。
新台湾ドル:
外国人旅行者が、6万ドル以上の新台湾ドルを持ち込む場合には、中央銀行に許可を申請し、税関での検査時に許可証を提出しなければなりません。
タバコおよび酒類の持ち込み規制:
1) 旅行者が21歳以上であること。
2) 酒類1リットルまで。
3) 紙巻タバコ200本、または葉巻25本、あるいはタバコ1ポンド(約450グラム)まで。
問い合わせ先電話番号:経済部国際貿易局
02-2351-0271
詳しくは、台北税関事務所のウェブサイトを参照してください。
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